こんにちは、北條です。
これまで2回にわたり、
【保存版】国内展示会で成功を掴む方法(準備編)
【保存版】国内展示会で成功を掴む方法(アプローチ編)
というテーマで、国内展示会で成果を出すノウハウをお伝えしてきました。
今回はその続編として、
**「海外展示会で成果を出すための具体的な戦い方」**をお届けします。
まず大前提として、国内であれば展示会に頼らなくてもWeb集客が可能な場合もあります。
しかし、海外市場では事情がまったく異なります。
日本で有名な会社でも、海外ではほぼ無名
味・品質を体験してもらわないと信頼されない
WEBマーケティングでの集客が困難
そのため、海外販路を開拓したいなら、展示会を避けては通れません。
「どの国の展示会に出るべきか?」
というのは、非常に重要な戦略の分かれ道です。
「すでに同業他社が進出している地域を選ぶ」
これが、**海外初心者にとっての“絶対ルール”**です。
理由は以下の通り:
すでにマーケットがあるとわかる
協力会社を見つけやすい
法規制・通関などの情報が得やすい
特に以下の国々は、日系企業の進出も多く、通関難易度も比較的低いためおすすめです。
香港
台湾
韓国
タイ
マレーシア
シンガポール
これまでに参加実績のある展示会の中でも、「成果に繋がりやすい」と感じた展示会はこちら:
香港フードEXPO
THAIFEX(タイ)
フード台北(台湾)
Food & Hospitality Malaysia(マレーシア)
いずれも出展企業の評価が高く、バイヤーとの接点も多いため、最初の一歩として非常に有効です。
基本的な商談スタイルは国内と同じです。
Aランク(いますぐ欲しい人)
Bランク(そのうち欲しい人)
Cランク(将来的に興味がある人)
Aランクの方とはその場でアポを打診し、なるべく早く商談化することが大切です。
ここが、国内と最も大きく異なるポイントです。
東南アジア諸国では、日本のようにメール中心でビジネスを進める文化がありません。
その代わりに使われているのが、以下のチャットアプリです:
LINE(台湾・タイなど)
WeChat(中国圏)
WhatsApp(シンガポール・マレーシアなど)
展示会会場では以下を徹底しましょう:
QRコードをブースや名刺に掲載する
その場でチャットアプリのアカウントを交換する
すぐに「本日はありがとうございました」とメッセージを送る
英語が苦手でも、Google翻訳やDeepLを使えば十分に対応可能です。
「海外は難しそう…」と感じる方も多いかもしれませんが、
実は基本的な戦い方は日本と同じです。
お客様の温度感を見極める
その場でアポを取る
アフターフォローを徹底する
これを忠実に行えば、海外でも成果は確実に出ます。
「海外はまだ不安…」という方は、まず国内展示会でスキルを磨いてから海外へ展開するのもアリです。
展示会での
人の見極め方
アプローチの流れ
フォローアップの方法
は、国内も海外も大きくは変わりません。
進出先は“他社がすでに成功しているエリア”を選ぶ
展示会での会話後は「チャット」で即フォロー
国内と同じく“今すぐ客”を見極めて、即アポを打診
次回は、費用面の負担も減らせて成果が出やすい、
「共同出展(ジョイント出展)」という手法について詳しく解説します。
それでは、またブログでお会いしましょう!
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