こんにちは。
アカネサス代表の北條竜太郎です。
3回にわたってお届けしてきた
「潰されない構想」シリーズ。
最終回となる今回は、これまで語ってきた構想が
どんな地域で、どんな人たちに意味を持つのかをお話しします。
この構想の舞台は、特別な地域ではありません。
人口2万人前後、農業が中心のごく普通の地方都市です。
たとえば──
特産品:さつまいも(紅はるか)
立地:旧JA倉庫跡地や、使われていない町営工場の隣
背景:役所には後継者難・遊休農地の相談が増えている
そんな町で、私たちは次のような仕組みを設計します。
アカネサスが 建物・設備を整備(補助金+融資+自己資金)
冷凍・乾燥・真空包装ラインを設置
自社で商品を企画し、ふるさと納税返礼品として出荷
自治体コンサルが寄附導線を整備し、継続的な寄附増加へ
これだけで、地域にどんな変化が起きるでしょうか。
まず、若手農家にとって。
出荷先がなく廃棄していたさつまいもが、
加工品として新しい収入源になります。
パートで働く高齢者は、週2日でも包装ラインに入り、
地域とのつながりと収入を得られます。
町役場の担当者は、寄附額の成果を示すことで
予算の説得力が高まり、外部との連携がしやすくなる。
そして──
「自分たちの町の特産品が、全国から“選ばれて寄附されている”」
その事実が、住民にとっての**“誇り”**になるのです。
私たちが設計しているのは、
「こうすれば売れる」ではなく、
**「このように組めば、誰が来ても回る」**という仕組みです。
担当者が異動しても、
首長が交代しても、
農家が世代交代しても、
制度と構造が残る。
それが、私たちが目指す「構想の持続可能性」です。
人が変わっても、地域の経済循環が止まらない仕組み。
それを“構造”として提供しています。
このモデルを届けたいのは、
特別なリーダーや資本力のある企業ではありません。
何もない町に、何かを起こしたい人
かつて構想が潰され、諦めかけた経験を持つ人
自分の町の“出口”をつくりたい行政職員や議員
構想は、語るだけでは動かない。
しかし、構造にして差し出せば、誰かの未来を変えられる。
3回のシリーズを通して、
もし一つでも“使える視点”があなたの中に残ったなら、
それが次の構想の種になるはずです。
町の未来を変えるのは、立派なスローガンではなく、
現場が動く仕組みです。
ぜひ、あなたの地域でも活かしてみてください。
ありがとうございました。
北條竜太郎
アカネサス株式会社 代表
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