2026.01.26

【新しい工場建設のモデル】小さな町の“工場”が起こす変化

こんにちは。
アカネサス代表の北條竜太郎です。


構想が届くべき場所へ

3回にわたってお届けしてきた
「潰されない構想」シリーズ。

最終回となる今回は、これまで語ってきた構想が
どんな地域で、どんな人たちに意味を持つのかをお話しします。


舞台は、どこにでもある“過疎の農業町”

この構想の舞台は、特別な地域ではありません。
人口2万人前後、農業が中心のごく普通の地方都市です。

たとえば──

  • 特産品:さつまいも(紅はるか)

  • 立地:旧JA倉庫跡地や、使われていない町営工場の隣

  • 背景:役所には後継者難・遊休農地の相談が増えている

そんな町で、私たちは次のような仕組みを設計します。


構想の全体像

  • アカネサスが 建物・設備を整備(補助金+融資+自己資金)

  • 冷凍・乾燥・真空包装ラインを設置

  • 自社で商品を企画し、ふるさと納税返礼品として出荷

  • 自治体コンサルが寄附導線を整備し、継続的な寄附増加へ

これだけで、地域にどんな変化が起きるでしょうか。


“誇り”が残る構造へ

まず、若手農家にとって。
出荷先がなく廃棄していたさつまいもが、
加工品として新しい収入源になります。

パートで働く高齢者は、週2日でも包装ラインに入り、
地域とのつながりと収入を得られます。

町役場の担当者は、寄附額の成果を示すことで
予算の説得力が高まり、外部との連携がしやすくなる。

そして──

「自分たちの町の特産品が、全国から“選ばれて寄附されている”」
その事実が、住民にとっての**“誇り”**になるのです。


「構想」ではなく「構造」を提供する理由

私たちが設計しているのは、
「こうすれば売れる」ではなく、
**「このように組めば、誰が来ても回る」**という仕組みです。

担当者が異動しても、
首長が交代しても、
農家が世代交代しても、

制度と構造が残る。

それが、私たちが目指す「構想の持続可能性」です。
人が変わっても、地域の経済循環が止まらない仕組み。
それを“構造”として提供しています。


この構想を届けたい人へ

このモデルを届けたいのは、
特別なリーダーや資本力のある企業ではありません。

  • 何もない町に、何かを起こしたい人

  • かつて構想が潰され、諦めかけた経験を持つ人

  • 自分の町の“出口”をつくりたい行政職員や議員

構想は、語るだけでは動かない。
しかし、構造にして差し出せば、誰かの未来を変えられる。


結びにかえて

3回のシリーズを通して、
もし一つでも“使える視点”があなたの中に残ったなら、
それが次の構想の種になるはずです。

町の未来を変えるのは、立派なスローガンではなく、
現場が動く仕組みです。

ぜひ、あなたの地域でも活かしてみてください。

ありがとうございました。


北條竜太郎
アカネサス株式会社 代表

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