こんにちは。
アカネサス代表の北條です。
本シリーズでは、
**食品メーカーの未来を変える「10倍目標設定術」**をテーマに、
10倍の考え方
未来からの逆算
視点の持ち方
人材の選び方
投資家としての意思決定
についてお伝えしてきました。
最終回のテーマは──
「ビジョンを肉体感覚で描く」
です。
10倍目標を掲げても、
頭の中の理屈だけでは人は動きません。
本当に重要なのは、
未来を“体で感じられるかどうか”
です。
たとえば、こんな光景を想像してみてください。
朝、工場に入ると、
最新ラインの機械音が静かに響いている。
幹部が自分の言葉で会議を回し、
社員が生き生きと意見を交わしている。
出荷場には、
ふるさと納税で全国に届けられる製品の箱が
山積みになっている。
夕方、
台湾のバイヤーから追加注文の連絡が入り、
スタッフが歓声を上げる。
このような未来を、
数字ではなく
映像・音・空気感として思い描けるか
そこが、10倍目標を現実にする分岐点です。
おすすめは、
未来を「一日の物語」として書き出すこと
です。
10年後の朝、どこで目覚めるのか
誰と顔を合わせるのか
どんな会話が交わされるのか
さらに、
社員の表情はどうか
工場の空気はどんな質感か
顧客はどんな言葉をかけてくるか
ここまで描けると、
目標は単なる数字から
“生きた世界”に変わります
未来を肉体感覚で捉えられると、
不思議なことが起きます。
今日の一歩に迷いがなくなる
のです。
「この景色に近づくために、今週やるべきことは何か?」
自然と逆算が始まり、
具体的な行動が生まれます。
人は、論理よりも
感覚に引っ張られて動く生き物
です。
だからこそ、
体で未来を感じた経営者だけが、そこに到達する
のです。
10倍目標は、理屈では実現しません。
心臓が高鳴る未来像から始まるもの
です。
社員の笑顔
工場の音
顧客の声
それらすべてを感じながら
未来を歩む自分を思い描けたとき、
10倍は
夢ではなく、必然に変わります
6回にわたり、
「10倍目標設定術」をお届けしました。
10倍は誰もが経験している
未来から逆算する
6つの視点を持つ
誰とやるかを決める
経営者は投資家である
ビジョンを肉体感覚で描く
経営とは、
作業ではなく
未来に投資し、それを体で感じること
です。
5%改善の延長ではなく、
10倍の未来を掴む企業は、
この“感覚”を持っています
御社の10年後は、どんな一日でしょうか。
その光景を、
ぜひ今この瞬間に、体で感じてみてください。
ここまで読んでくださった皆さまに、
心から感謝します。
私自身、
未来を描けなかった時期がありました。
数字を追いかけていても、
心臓は高鳴らず、
行動も続かない。
しかし、
未来を「体で感じる」ようになってから、
決断の迷いが消えました。
経営は、論理だけでは動きません。
心が震える未来を描き、
それを仲間と共有すること
そこからすべてが始まります。
── 北條竜太郎
お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。