2026.10.07

【衝撃】「給食ビジネスは儲からない」は、大きな計算間違いです

こんにちは。
アカネサス代表の北條です。

「学校給食?単価が安くて、割に合わないよ」

もしあなたがそう思っているなら、ひとつだけ質問させてください。

貴社の「売るためのコスト」はいくらですか

スーパー向け、あるいは外食チェーン向けの売上。

その売上を作るために、年間いくら使っているでしょうか。

営業担当の人件費。

棚取りの販促費。

本部へのリベート。

棚落ちしたときのロス。

これらをすべて足してみてください。

売上の20〜35%が、「売るためのコスト」に消えていないでしょうか。

給食ビジネスには、この構造が丸ごとない

入札で案件を取れば、営業コストはほぼゼロ。

販促費もリベートも不要です。

確かに、単価は安いかもしれません。

しかし、売るためのコストを引いた「手残り」で比べると、実は大きく逆転します。

しかも2026年4月から、この市場の性質が根本的に変わることをご存じでしょうか。

公立小学校の給食費が無償化。

3党合意済み。

所得制限なし。

約630万人 × 月5,200円 × 年11か月
= 年間約3,600億円。

お金の出どころが「保護者の財布」から、「国と自治体の予算」に切り替わります。

予算化された支出は、簡単には消えません。

手残りが多く、確実にお金が支払われ、大量かつ長期的な取引になる。

3,600億円の「公費ストック型需要」。

これが2026年4月に出現します。

ただし、全員が勝ち組になれるわけではない

ここまで読んで、「面白そうだ」と思った方に、あえて冷や水を浴びせます。

月5,200円の上限はシビアです。

2023年に話題になった、福岡市の「唐揚げ1個給食」。

同年に起きた、給食大手ホーユーの経営破綻。

コストを吸収できない会社は、この市場では生き残れません。

この巨大な需要の座席を取れるのは、「安く・安定供給できる体制」を持っている会社だけです。

そして、その体制をつくるには、設備投資が不可欠です。

「設備投資に回す余裕なんてない」

そう思われた方もいるかもしれません。

実は、設備投資に使える非常に有利な補助金が存在します。

次回は、食品メーカーが使える補助金3選を具体的にお伝えします。

編集後記

私がこの業界に入って気づいたのは、儲かっている会社は単価の高い仕事を取っているのではなく、「売るためのコストが低い仕事」を選んでいるということでした。

単価ではなく、手残りで仕事を選ぶ。

この視点を持てるかどうかで、次の10年は大きく変わると私は思っています。

── 北條竜太郎

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