こんにちは、北條です。
皆さんは、国内の展示会への出展・参加に力を入れていますか?
「最近はWEB集客が主流だし、展示会はもう必要ないのでは…?」
と考えている方もいるかもしれません。
しかし、もしそうだとしたら、
大きな機会損失をしているかもしれません。
たとえば、スーパーのバイヤーなど、昔ながらの営業スタイルを重視する方々は今も多く、
展示会で商談が決まるケースも少なくありません。
また、たとえその場で商談に至らなくても、
新たな人脈の構築
ビジネスチャンスの発見
新商品アイデアの着想
など、長期的なメリットが得られる場でもあります。
特に食品業界では、
「実際に会って話す」展示会の価値は今なお健在です。
「なんとなく展示会に行っているけれど、成果があまり感じられない…」
という声もあります。
それはもしかすると、“出展側”としての関わりが足りないからかもしれません。
出展している企業は、マーケティングや営業活動に投資している
“やる気ある会社”ばかりです。
そういった企業と話すことで、業界の最新動向や経営のヒントを得られることも多くあります。
来場者として2〜3時間見て回るだけでは、どうしても浅い関わりになりがちですが、
出展者として3日間滞在すれば、周囲の企業と深い関係性が生まれます。
出展することで、
顔見知りが増える
同業他社との距離が近づく
取引先の担当者にまとめて会える
など、直接会うからこそ得られる信頼と情報があります。
「新商品アイデアがないから出展しても仕方ない」と思うかもしれませんが、
人と会うことで新しいヒントが得られることは本当によくあります。
これは私がよく思うことですが、
社長の判断力や行動力は、どれだけ“現場”に足を運べるかで変わると思っています。
だからこそ、国内展示会への参加は「必須」と考えています。
では、実際にどの展示会に出るべきか?
以下の4つは、今でも商談に繋がりやすい代表的な展示会です。
量販店バイヤー向けの展示会(2月開催)
アジア最大級の食品・飲料展示会(3月開催)
業務用食品・食材の展示会(4月開催)
食品製造機械・技術の展示会(6月開催)
通常枠では約50万円ほどかかる展示会ですが、
中小企業向けの地方創生枠などを利用すれば、20万円程度で出展できるケースもあります。
たとえ1件でも商談が成立すれば、十分に元が取れると考えられる投資です。
最後に、次回のブログでは、私がこれまでに何度も展示会へ出展・参加してきた中で見つけた
「商談につなげる展示会での立ち回り方」
についてお話ししたいと思います。
初めて出展される方や、これまで効果を感じられなかった方にも
役立つ内容になるかと思います。
それでは、また次回お会いしましょう。
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