こんにちは。
アカネサス代表の北條竜太郎です。
このブログシリーズでは、
「構想とは何か」
「理念とはどう再定義されるのか」
──そんなテーマを、私自身の経験を通してお話ししてきました。
最終回となる今回は、改めて
アカネサスとは何をしている会社なのか
についてお伝えしたいと思います。
私たちは、
補助金を取るだけの会社でも、
コンサルティング会社でも、
機械の商社でもありません。
実際の現場で行っているのは、
補助金スキームの設計
設備・機械の選定
設計士や行政との調整
銀行との交渉
など、事業を動かすために必要な要素を横断的につなぐ仕事です。
「お客様が事業を動かしたいときに、どこからでも引き受ける」
それが、アカネサスの基本姿勢です。
構想とは、制度を読む力でも、計画書を整えることでもありません。
“止まっている現場を、動く形にすること”。
私たちは、“構造を編集して、事業を動かす会社”です。
そしてその対象は、食品業界に限定しています。
食品業界に必要なことをすべてここに揃え、
「補助金」「モノ」「資金」「人」「制度」を
一気通貫でつなぎ直す。
その結果、事業が前に進むための土台を整える──
それがアカネサスの仕事です。
たとえば、これまでに手がけた案件の一部をご紹介します。
山形県の精米工場
FSSC22000対応の設計とあわせて、5億円の補助金を取得。
青森県の果物選果場
2億5,000万円の補助金を活用し、仕分け・搬送・ICT管理までを一体化。
神奈川県の飲料メーカー
エンジニアリング設計から参画し、5億円規模の補助金支援を実現。
私たちは、単なる書類作成や補助金取得の支援ではなく、
構想 → 設計 → 実装 → 運用までを一貫して動かしています。
私たちが注目しているのは、
誰も明確に担当していない、いわば“空白”の領域です。
「担当者が決まっていない」
「責任範囲が曖昧」
「でも、確実に誰かが考えなければならない場所」
そこにこそ、事業の停滞点があります。
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たとえば、こんなケースです。
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補助金に申請するには図面が必要だが、設計士は制度を知らない。
設計変更が生じた際、行政への事前相談が必要だが、誰が調整するのか曖昧。
導入する設備のスペックが補助要件を満たすかどうか、誰も判断できない。
制度・現場・資金・図面・行政──
この間には必ず“判断と調整のグレーゾーン”が生まれます。
私たちは、その空白をただ「埋める」のではなく、
つなぎ直すことで事業を動かす。
そこにこそ、アカネサスの存在価値があります。
これまでアカネサスは、主に工場構想・補助金設計・エンジニアリング領域を中心に活動してきました。
しかし、今後はさらに踏み込みます。
大手戦略ファーム出身で、
食品業界での営業支援・マーケティング経験が豊富なメンバーが
まもなくジョイン予定です。
これにより、アカネサスは
**「食品メーカーの事業全体を支える体制」**へと進化します。
もしあなたが今、
頑張っても利益が出ない
設備や人が限界を迎えている
誰に相談すればいいかわからない
──そんな状況にあるなら、
どうか一度、アカネサスに声をかけてください。
うまく整理できていなくても構いません。
計画が曖昧でも、想いだけでも大丈夫です。
どこからでも、引き受けます。
それが、アカネサスの仕事です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
株式会社アカネサス
代表取締役
北條竜太郎
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