2024.03.25

【まとめ】海外を目指す「社長」がすべきこと

こんにちは、北條です。

これまでのメルマガでは2024年以降、大きく盛り上げっていく
3つの海外マーケットについてお伝えしてきました。

その3つが、
1.HALAL市場
2. 欧米・欧州市場
3. “オーガニック”市場
です。

HALAL市場は、いま急成長している320兆円の巨大市場です。
これまでは、「儲からず」「認証が面倒」というイメージが色濃くついている市場でしたが
今や多くの認証団体が存在しており、進出先の国によっては難易度が大幅に下がっています。
さらに、イスラム圏の所得も上がってきて輸出利益は、年々上がっていくばかりです。

2つ目の「欧州・欧米市場」は難易度は高いものの日本の中小企業のような
「良いものを手をかけて作っている会社」は、高く評価されます。
世界で最も高単価で販売できる環境ですので、一歩を踏み出してみれば大きく売上・利益アップにつなげることができるでしょう。

3つ目の「オーガニック市場」は、日本ではまだまだメジャーではないですが、
欧米を始めとした先進国がそのトレンドを作り上げています。
そして、日本のオーガニック認証団体も簡単に設定しているので、思った以上に認証は取りやすいとお伝えしましたね。
「煎餅」などの単純な素材で作られた食品はオーガニック化が簡単なので、ぜひとも挑戦して欲しい市場です。

ぜひまずは、自社の商品ならどれがピッタリなのか?
一度調べてみていただきたいです。
会社の利益を大きく飛躍させる大きなチャンスにつながるかもしれません。

===================
【最後に】
「海外を志す社長が行うべきこと」
===================
最後に、僕が思う「海外を志す社長にぜひ行っていただきたいこと」についてお伝えします。
当たり前ですが日本の食品は海外から見れば外国産の食品です。
つまり、海外現地との「相性」というものがあります。
例えば、あんこを香港に持っていくと、「甘い」と言われることが多いです。
でも、それ以上に甘い食べ物など、香港にはいくらでもあります。
これは現地の人の舌が感じる味覚が日本人とは違うことが原因です。
それ以外にも、現地に入れるために変えないといけない「原材料」もあります。
そうすると、当然日本で販売しているものと異なった味の食べ物を作らないといけないわけです。
海外への進出には色々な判断が伴います。

僕が思うことは、社長さんにはとにかく海外の色んな国に行ってみて欲しいということです。
マレーシア、香港、タイ、、
忙しい中、行けるのは年に数回くらいかと思いますが、
社員に任せるのではなく、社長自らが自分の目や味覚で判断して方向を決めるべきだと思います。
現地に入らなければ気がつけないことってたくさんあります。
先ほどの「あんこへの味覚が違うこと」は、数年かけてようやくわかったことです。

海外進出は、1-2年で成果がでないことも多いです。
ですので、社員さん任せではなく、社長が率先して、前に出て進めて欲しいと思います。
実はすぐに伸びる会社は決まっていて、元々その商品の認知が取れている商品、
つまり、マーケットが出来上がっている商品であることです。
例えば「あゆ」など、現地の人が全く知らない商品を売るには、良さを伝えるところから始まるので軌道に乗るまで期間がかかります。
社員さんにはとても大きなプレッシャーになりますよね。
ですので、海外への進出はまず社長が前に出ていって行ったほうが良いと思っています。
でも、もちろん大変なことばかりじゃありません。
僕の場合、中国はどうにも好きになれませんでしたが、マレーシアなどの東南アジアは、大好きです。
現地に友人ができましたし、食べ物も好きです。
新たな市場に踏み出すことで新たな楽しみやワクワクもあります。

そういった楽しみも見つけながら、ぜひ気軽に始めてみて欲しいと思います。
それでは、またメールしますね。

北條 竜太郎

お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。