こんにちは、北條です。
今回からは
“人手不足”にフォーカスして何通かお送りしていこうと思います。
ここ最近、よくお伺いするお悩みとして、大きなものが人手不足と原価高騰です。
人口減少と高齢化で人手不足はかなり深刻化していますよね。
特に食品工場がある所は地方であることが多く、水産加工の場合は港の近くであることが多いです。
つまり、日本の中でもより一層人手不足な地域ですよね。
さらに、物価高騰がこの状況を悪化させています。
物価高騰に合わせてどの企業も価格を上げていますがこれは原価の高騰に合わせて価格を上げてるだけなので利益は上がっていきません。
ですので、なかなか人件費を上げることができないですよね。
田舎であっても人件費を上げることができれば人も集まりますが、人件費を上げられないので、労働者もなかなか集まりません。
ですので正直お伝えすると
人手不足は、利益が取れる商品を作っていない点に問題があるのですが、、
これからは商品を変えないでも実施できる人手不足対策についてお伝えしていきます。
人手不足の解消法はいくつかありますが、
主にこの3つがあると考えています。
1つ目は、海外への製造拠点のアウトソーシング。
これが、最近お伝えしてきた労働力が豊富で原価が安い地域で
生産する方法です。
海外OEMという形で生産コストが安い海外で大量生産し日本に輸入する方法です。
そして2つ目は、補助金を使って省力化や生産性アップが期待できる、最新の設備を導入すること。
工場のスペックを上げて自動化できる生産ラインを作ったり、最新設備を導入したりして、
人が介入しなくても良い仕組みを作っていくことです。
当社でも業務として行っていますが、事業再構築補助金、ものづくり補助金、
食品原材料調達安定化対策事業(これは年度によって名称が少し変わります)
がそれで、最後のものは、最大2億円もの補助が可能です。
そして最後3つ目は、、
採用効率を上げることです。
弊社茜丸の工場人員募集や、茜丸マーケティングLABO.のスタッフ募集でも
採用には苦労した時期がありました。
ですが、採用にもコツがあるのが分かり現在では優秀な社員を集めることに成功しています。
これは介護業界とか、建設業界などの採用に苦戦している業界で行われている
ベストプラクティス (効果のあった施策)をうちにも取り入れられるんじゃないか?
と考えたのが発端です。
この内容も、今後ご紹介していこうと思います。
最近のメルマガでタイの話が出た所なので、
次回はまず海外OEM生産についてお伝えしますね。
北條 竜太郎
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