こんにちは、北條です。
前回は知名度の高い『事業再構築補助金』などの経産省系補助金よりも
食品業界にとって非常にオススメな「農林水産系の補助金」というものがあることについてお伝えしました。
今回は、2023年にリリースされた農林水産系の補助金の実例をご紹介したいと思います。
きっと、、
「その用途で使える補助金があったの!?」
と思ってもらえるようなものがあると思います。
今回と次回の2部作でお届けしようと思いますので、ぜひお見逃しなくご覧くださいね。
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1つ目:工場の新設や改修に使える最大5億円の補助金
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これまでメルマガでも何度かご紹介してきましたが、
「最大5億円」の補助が出る工場建設に使える補助金です。
正式名称は「食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備事業」という名前です。
通称「HACCPハード事業」補助金というものでもともとは食品輸出を増やす目的で
海外の要件に耐えうるHACCP対応の工場を作る用途で作られた補助金です。
ですが今現在、国内流通でもHACCPを求められることは増えてきています。
新たな工場を建てるにあたって、ほぼ必須の要件になってきているのです。
でも、対応させようとしたら結構大きなコストが必要です。
そこで、HACCPハード事業の補助金を使うのをおすすめしています。
この補助金では最大5億円の補助ということで事業再構築補助金とはケタ違いの補助額になります。(再構築はMAX 6000万)
あと、再構築補助金は工場新設には使えません。
そこも大きな違いですね。
・工場の新設
・工場の改修
・新たな設備投資
など、幅広く活用できる便利な補助金です。
・工場建設の費用が思った以上に高い…
・大手の建設会社では
高すぎて依頼できない…
・HACCPに対応した工場を作りたいけど、
費用を抑えたい…
そんな方にはピッタリです。
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2つ目:原材料費高騰への対策
最大2億円の補助金
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この補助金は、正式名称を「食品原材料調達安定化対策事業」といいます。
この補助金は円安やロシアウクライナ戦争などの影響で輸入原材料の高騰に頭を抱える方を救済するために
・原材料を変更することで コストダウンを目指す
・機材の導入などで生産性をアップさせることでコストダウンを目指す
..などなど、様々な用途で
コストダウンを目指すために
必要なお金を補助いただける補助金です。
たとえば、、、
・原材料変更による
機械や設備のリニューアル
・別の商品を新たに開発する場合、
それにかかる費用、宣伝・PR費用など
・新たな生産ラインの増設、導入費用
・食品表示変更に伴う、包装紙剤の費用
・システム構築費、運搬費、調査費、外注費、
専門家経費、原材料費
..などなど、現在、輸入原材料を用いている状態ならば活用できる補助金です。
本日はこちらの2つのご紹介です。
次回はもっとバラエティに富んだ補助金を紹介していくのでまたご覧くださいね。
終わりに…
農林水産系の補助金は、事業再構築補助金などの経産省補助金よりも多くのメリットがあります。
たとえば..
・最大5億円の補助が出るので、 かなり大規模な設備投資にも使える
・再構築補助金がNGな工場の新築にも使える
・認知がないので条件を満たしたうえで出せばほぼ通る
・新商品・新事業が不要で単純に生産性アップなどでも採択できる
などです。
ただ農林水産系の補助金は大々と告知されないので、
知らない間に始まって知らない間に終わってることが多いです。
そして、募集期間も1ヶ月-2ヶ月と短い..。
そこでもしご興味がある方がいれば速報を優先的にご案内するメルマガを作りました。
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※2023年だけの補助金もありますので、来年も同じものが募集されると確約はできませんのでご了承ください。
優先での対応・速報で補助金案内を
お流しさせていただきます。
それでは、またメールします。
北條 竜太郎
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