【採用】採用困難な業界の成功事例

こんにちは、北條です。

ここまで数回にわたって採用のノウハウについてお伝えしてきました。
今日は僕がどういった情報源から情報を集めてきたのかについてお伝えします。

実は僕自身もこれまで採用に苦戦してきました。
採用にかけたお金はかなり膨大ですし、やっと応募してきてくれた人が、1日でトンズラしてしまったこともありました。
そこでまず、「食品業界」は他業界に比べて採用が難しいことを実感しました。

思い返せば僕が就職する時も大学の頃に「食品メーカー」に行きたいといっている人は周りにいなかったです。
僕は過去、サラリーマン時代に投資会社・コンサル会社に勤めていましたが、やはり人気職種でした。
その業界と食品業界との差に驚いたものです。
でも、よく考えてみるともっと採用が苦しい業界ってあるよなと思ったのです。

例えば、建築会社。
肉体労働できつい仕事なのでほとんど応募したがる人はいません。
あとは、介護業界。
こちらも大変な仕事なので応募者が少ない傾向にあります。
でも、調べてみるとこういった業界でも採用に成功している会社がありました。
そこが使っている手法こそ食品業界に応用できるのでは？と考えたのです。

例えは、介護業界ですと、「サンメディカル」さん。
こちらはYouTUbeチャンネルです。

https://www.youtube.com/@sunmedical-TV/videos

登録者は１０００人くらいと少ないものの、こうやって情報発信をすることで人柄や働き方がとても伝わってきます。
どうやら、採用を増やす目的でこういった企業努力をされているようです。
さらに公式サイト (https://sunme.co.jp/) でも、採用関連の情報や体験会を積極的に行い
疑問や不安をしっかり解消するように記事やコンテンツを充実させています。
ここは採用がうまくいっているようなのですが、その理由も納得できますね。
極度の人手不足業界に加えて、少子高齢化でかなり人手が必要な業界です。
そんな中でも、社内の様子や人柄、働く環境について充実した説明を加えることで応募者の方の不安を払拭しています。

ここまで大々とやるのはなかなか難しいかもしれませんが、もし今、御社のページが
・会社概要と事業内容と、何枚かの画像だけ
・古めかしい平成初期のホームページ
といった状況であれば、まずはホームページや、アクセスできる内部情報の公開から
初めてみてください。

このような対策はほとんどの中小企業が行ってませんので他との大きな差別化にもなりえます。
一瞬で目覚ましい変化を得られるとは言いづらいですが
採用準備は、一朝一夕で出来上がるものではありません。
少しずつ積み上げていけばきっとこれまでの苦戦が何だったかと思うほど採用が改善していくはずです。

小さなことから何か始めてみましょう。

それでは、またメールします。

北條　竜太郎