2024.05.10

うまくいく社長・いかない社長の違い

こんにちは、北條です。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。 m(_ _)m

年末年始はいかがでしたでしょうか。
私も普段働き詰めでしたので、休みを取得して家でゆっくり過ごしていました。
あなたも良いリフレッシュができましたでしょうか。
さて、新年ということで「今年はこんな1年にしよう!」とすでにお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで年始一発目のメルマガでは自社の成長につながる「マインド面」についてのお話をお伝えしようと思います。
これまで何百人の社長さんとお会いする中で、

・知り合ってからものすごく伸びた方と
・あまり伸びなかった方

2種類のタイプの人がいらっしゃいました。
全く同じことをやっているのに、一方は成功していき、もう一方は結局これまでと変わらない成果。
その違いは何なのでしょうか。
そんな方々を比較しているといくつか共通点がありましたので、
ぜひ今後にお役立ていただければと思いメルマガでお伝えします。
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うまくいく社長 1つ目の特徴
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1つ目の特徴は、“当たり前のことを確実に対応していくこと”
とっても基本的なことですが、ここが出来ているかどうかでその後の成果が本当に大きく変わると感じています。
例えば、取引先のお客さんから、「こういうのできませんか?」と依頼があった時など。
いくつかの会社に同じように依頼してもA社は、いつまでたっても見積もりが出てこない。
B社は、「できます!」と即答し、1日以内に見積もりを出す。
この両社のどちらが選ばれるのかって明確だと思います。

前に印刷会社向けのコンサルの方とお話をしたことがあるのですが、
印刷業界は基本的に2時間以内に見積もりを返すようです。
どこよりもスピードが早いことで、依頼が安定し、顧客が離れません。
でも、実際こういった事ができていない会社が多いのです。。
中小企業の社長さんによくあるのが多種多様な仕事を抱えているケースです。
1人で工場部長、営業部長、経理部長を兼務しているなど、様々な仕事を抱えているケースが多い。
そうすると、見積もりとか請求とかそういった対応がどうしても後回しになってしまう。
実はこれってすごく厳しい環境なのです。
当然、会社を成長させようとしたら新しいことを始めていく必要があります。
でも、社長が手一杯で目の前の仕事をしっかりこなせない環境ならば、、
当然新しいことに時間を割くこともできませんよね。
さらに、新しい事業もできるまで時間がかかるので、それまでの間、今のお客さんのサポートも充実させないといけません。
うまくいく会社はここがキッチリできています。
組織化がしっかりできており、社長にある程度余裕があるのです。

ですので、今現在、手が回っていなくてお客さんへの対応が疎かになっているなら、
まずは『足元の業務』をしっかり見直すこと。
ここから始めてみてほしいのです。

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付加価値を作るって難しい。
だから…
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仕事柄多くの会社さんの仕組みをいじっていますが、やはり商品自体の付加価値を作るってすごく難しいことです。
例えば豆腐製品など商品の特性によっては、付加価値を作ることが難しいケースもあります。
そんな会社であっても、仕事を確実にこなせる会社は長期間、繁盛しています。
業界の中で他との差がつけにくい状態で、どこで差をつけるかというとこういった「対応」の部分ですね。

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うまくいく社長 2つ目の特徴
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とあるコンサル会社の人が優秀な社長の共通点は「社長の物理的な移動距離」が大きいこと。と言っていました。
オンライン化する前の時代の話なので、今とは状況が違いますが、ただ、本質を突いた発言だったと思います。

例えば、東京で経営に関するセミナーや講演があるとして、
田舎から出てきている社長さんはものすごく優秀な方が多いです。
これは時間的・経済的余裕があるという意味でもありますが、もっと深い部分でいうと、
「自分から学ぶために移動する」
という姿勢の部分が彼らの成功を裏付けています。
例えば商談の時、
「うちに来てください」と言うか「私が行きますね」と言うか。
こういった違いです。
僕は自分が仕事を受ける側でも、仕事を依頼する側でも必ず相手先へ訪問するようにしています。
その理由は、相手先に行くことで、相手の社員さんと知り合いになれたり、相手が訪問するなら持ってこなかった資料とか
思わぬ情報源を得ることができるからです。
さらに、実際に訪問することで、HPで見ている以上のこともわかりますよね。
そこから顧客理解が深まって、思わぬ新たな仕事につながることもあります。
もちろん、忙しくて相手先へ行けないことも多いと思いますが、ぜひ1度検討してみてください。

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うまくいく社長 3つ目の特徴
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最後が「都市部」にいるということ。
これは地方の方にはお伝えしづらい真実ですが..
やはり都市部にいる社長は強いと思います。
例えば、東京の会社で売ってるものは大したことがなくても、何十億と売っている会社は多いです。
東京にいるだけで..
大阪にいるだけで..
大して特徴もないのに売れてしまってる人がいるし、逆に地方にいるだけで、良い商品なのになかなか売れない会社も多いです。
その理由は、都市部にいると色んな人の出会いが必然的に多くなりなおかつ、情報の共有が活発になるからですね。
大阪にいる僕でも、東京に比べ出会いに限界があると思っています。
どうやら東京の目黒・五反田・恵比寿とかのスタートアップが多い地域では、
取引先が上場企業になることも多く、会社が鍛えられるのだと思います。
地方だと、どうしてもぬるま湯に浸かってしまいがちです。

まとめると、、うまくいく社長の特徴は、

1. 足元の業務が安定してこなせている
2. 自分から動いて新しい情報に飛び込む
3. 都市部の環境に自ら入っていく

この特徴を満たしていることが多いです。
そして、最後に1つご案内があります。
実は、最後の「地方と都市部」の情報格差についてですが、これを解消できる仕組みを今、画策しています。
次回以降のメルマガではその点をご紹介しますね。

それでは、またメールします。

北條 竜太郎

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