こんにちは、北條です。
本日は大きな売り上げを作るために大切なとっておきの考え方をお伝えします。
今日の内容は「第二創業」のノウハウではありますがビジネス全般に使える”考え方”のお話です。
例えば、
・もっと売り上げをスケールアップしたい!けど、売り上げがイマイチ…
・いろんな新商品を出してるけどなかなか売り上げが上がらない…
そんな会社さんにとってもピッタリな内容になっているので、ぜひ最後までご覧になってください。
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「こんな時、あなたならどうする?」夏に売上が急降下するたい焼き屋さんの事例
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とある街角にあるたい焼き屋さん。
あんこの甘さが評判良く、冬になると行列が立ち並びます。
冬に売り上げが上がるのは想像に容易いでしょう。
冬の寒い日に熱々の甘い食べ物はとっても人気です。
でも、、、
夏になると真逆の状態になります。
たい焼き屋さんにとって夏は大きな売り上げ減退期です。
なぜなら、、
真夏の暑い日にアツアツホカホカのたい焼きなどよっぽどのたい焼き好きじゃなければ食べたいと思わないからですね。
こんな時、あなたならどんな施策を打つでしょうか。
実際に多くのたい焼き屋さんは
・かき氷を売ろう!
と、冷たい食べ物を売ろうと考えて、店舗でかき氷を売ったりしているのをよく見ます。
あなたも似たことを考えたかもしれません。
でも、、、
残念ながらこの売り方ではうまくいきません。
一見、「通りがかりの人に売れるんじゃない?」と思われたかもしれませんが、、
でも、残念ながらうまくいかないんです。
あなたにはこの理由がわかるでしょうか。
答えに辿り着くためにそもそも、ターゲットにしているお客さんに着目していただきたいのです。
そもそも夏にたい焼き屋に立ち寄りたいと思う人がどれだけいるでしょうか。
かき氷を売っていたとしても、屋号は「たい焼き屋」さんです。
つまり、「たい焼き屋」に寄るような対象となるお客さんは「熱くて甘いものを求めている人」になります。
夏のものすごく暑い時に、たい焼き屋の前で立ち止まろうとは…なかなか思わないですよね。
多くの人が視野に入っても無視して通り過ぎると思います。
これは、多くの会社が経営においてよくやってしまう大きな間違いです。
その間違いとは…
そもそも、「売れないマーケット (ターゲット) 」に対して商品を売ってしまっているのです。
もし夏にも繁盛させたいならば、看板を変えて、夏に来たいと思わせるようなお店にして、全く新しいターゲットに商品を売るべきですが…
多くの会社では、同じ看板で、同じ客層に、必死に商品を売ろうとして、売れなくて、苦しんでいます。
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つまり、これまでと同じ看板を背負って、これまでと同じ人たちに売っていたら、一向に売り上げは改善されないのです。
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多くの第二創業では、これと同じ問題が起きています。
小さいマーケットに対して、手を変え品を変え、
いろんな商品を作っては案内している会社も多いのではないでしょうか。
これも「たい焼き屋」さんの話と同じで、そもそも母数が少なかったり、売るのが難しい人たちに対して、
どれだけ新しい商品を提案したとしても売り上げは伸びていきません。
僕が元々、和菓子メーカーの茜丸を経営しながら、新規事業であんこの直販を始めた時も同じです。
うまくニーズを捉えて全社売上の25%くらいを占めることができましたが、そこで頭打ちです。
新規事業という意味では小さい規模だと思います。
本当に大きく事業をスケールさせたいならば、あなた自身も看板を変える必要があります。
そして、全く新しいマーケット、売り上げが大きく立つマーケットへ進出していかないと同じところを堂々巡りするだけなのです。
同じ枠組みから抜けない限り大きなブレイクスルーは決して起こせません。
もし御社の売上が停滞してるなら、、たい焼き屋さんで言う「夏」に入ってるのかもしれません。
そんな時は…
・今売っている人たちへ売り続けて、今後本当に大きな売り上げ上がるのか
・父や祖父が昭和中期に作った古い枠組みから抜けられる事業をできているか
・新しいマーケットに飛びこめているか
この3つを自分に問いかけてみてください。
第二創業に挑戦されているなら、新しい看板で新しいマーケットに飛びこめているか確認してみてください。
多くの会社を見ていて、ここがブレイクスルーを生み出すポイントです。
ただ、これができていてもブレイクスルーが起こせない事例もあります。
それが、一点集中できていない事例です。
新しいマーケットに入るというのはそれだけでかなりのマンパワーと精神力が必要です。
片手間の副業程度ではなく、一点集中を目指してみてくださいね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
北條 竜太郎
※今回の例えの「たい焼き屋さん」は
特定のお店のお話ではありません。
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