2024.03.01

米・小麦・大豆・野菜・果物・お茶の補助金【2023年事例・後編】

こんにちは、北條です。

事業再構築補助金などの経産省系補助金よりも食品業界にとって非常にオススメな補助金、
「農林水産系の補助金」について、2023年の実例をご紹介したいと思います。
前回は工場の新設・改修に使える最大5億円の補助金と、
原材料高騰に対する対策の最大2億円の補助金をご紹介しました。
今日はよりニッチな補助金のご紹介です。
御社で使えるものがないか、ぜひご覧になってみてください。

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1. 米製品の利用拡大補助金
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こちらの正式名称は「米粉の利用拡大支援対策事業」です。
この補助金は国内で唯一自給できる穀物の米粉の利用拡大を実現するための補助金です。
たとえばケーキなどの菓子類、パン、麺類など米粉の特徴を活かした商品開発に使える補助金です。

・新商品の開発

・それに使える機械の開発や新規導入

・また新商品のPR 費用(広告費、外食業者とのコラボなど)

などに活用できます。
製菓メーカーさんにとってもオススメな補助金ですね。

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2. 米の展示会などのマーケティング支援補助金
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正式名称は「米穀周年供給・需要拡大支援事業」です。
こちらも同じ目的で米の需要・取引拡大に対する取り組みを支援する補助金です。
たとえば、生産者と外食業者と繋ぐための取り組み、セミナー、展示商談会、個別商談会などにかかる費用が補助されます。

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3. 国産小麦・大豆の
供給力強化の補助金
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こちらの正式名称は「国産小麦・大豆供給力強化総合対策」です。
小麦、大豆の供給を増やし国産化を促進するための補助金ですが
食品メーカーに関わりがある点でいうと国産麦、大豆の利用拡大につながる新商品の開発にお金がでます。
生産者にとっても農業機材の導入や倉庫の新設にもお金がでるので生産〜流通まで幅広い補助が受けられる補助金です。

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4. カット野菜・果物・お茶
生産強化対策の補助金
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正式名称は「持続的生産強化対策事業」です。
こちらは野菜や果物、お茶の生産力を強化し販売促進を行うための費用の補助がされる補助金です。
たとえば

・米・麦・大豆・野菜・果樹・花き養蜂・茶・薬用作物・畜産

..などの生産性力強化のために活用ができます。

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5. 飼料・穀物備蓄、
流通化の支援補助金
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こちらの正式名称は「飼料穀物備蓄・流通合理化事業」です。

最後はかなりニッチではありますが飼料穀物の備蓄や流通化を支援する補助金です。
安定供給を実現するために災害に備えた備蓄や、非常時の輸送体制、流通経路の整備に活用できます。

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以上です。
使えそうな補助金はありましたでしょうか?
実は、農林水産系補助金の特徴の1つとして、
時代のトレンドや社会問題に合わせて毎年新しい補助金が出たりします。
たとえ今回の一覧に使いたい補助金がなかったとしても常に新しい情報にキャッチアップしておくと
機会を逃すことがありません。
ただ、農林水産系の補助金は大々と告知されないので、
知らない間に始まり知らない間に終わってることが多いです。
そして、募集期間も1ヶ月-2ヶ月と短い..。
そこでもしご興味がある方がいれば、速報を優先的にご案内するメルマガを作りました。

ご希望される方は
こちらからメールアドレスをご登録ください。

https://form.os7.biz/f/53864958/

※2023年だけの補助金もありますので
来年も同じものが募集されると確約はできませんのでご了承ください。

優先での対応・速報で補助金案内をお流しさせていただきます。
それでは、またメールします。

北條 竜太郎

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