こんにちは、北條 です。
今日は、「自社通販サイトにアクセスを増やす方法」についてお伝えします。
これまでは、楽天やamazonなどの、通販モールの攻略法をお伝えしてきましたが、最後に自社通販サイトへのアクセス増加策についてお伝えします。
これまでのメールでは、
・ネット通販の始めたては、楽天などのECサイトを使って商品をお客さんに知ってもらう。
・楽天が順調に進むようになったら自社サイトの活用を考える
この流れがベストな流れだとお伝えしました。
ただ、既に自社サイトを持たれている方も読者の中にはいらっしゃると思います。
そのような方からは、「競合が多くて、自社サイトをなかなか見つけてもらえないです」
というお悩みをよく聞きます。
そこで今日は自社HPへの集客を増やすコツを1つお伝えしようと思います。
自社サイトに集客しようとすると壁になるのが、検索でお客さんに見つけてもらえない。という問題です。
うちを例に出すとどら焼きを売っている会社は山程あります。
ネットで「どらやき」と検索したお客さんに山ほどあるページから自社のページを選んでいただくのはなかなか至難の技です。
ではどうしたらいいのか?
結論をお伝えすると、その方法とは、「商品販売ページ以外のページを作る」というのが解決策です。
「どういうこと?」と思われたと思いますが…
たとえ話でお伝えしていきます。
例えば、御社がどら焼きを売っているとします。このどら焼きをそのまま「どら焼き」として売り出すページを作ってしまうと、当然競合がたくさん現れますよね。
競合のA社もB社もみんな「どらやき」を売り出しているので、競合に埋もれてしまうのです。
この問題を解消するのにとても大事なのが、「どら焼き」を直接売らないページを作るというものです。
どういうことかというと、「目的」を実現するものとして「商品」があるという見せ方のページを作ります。
例えば、
・母の日のプレゼントとして
・父の日のプレゼントとして
・結婚式の引出物として
・米寿祝いとして
・快気祝いとして..
などなど、お客さんが購入する用途を考え、その選択肢として、どら焼きという商品をオファーする方法です。
これの良い所は、お客さんが、御社のショップにたどり着く導線がたくさんできることです。
例えば、「どらやき」だけを売ってるなら「どら焼き」と調べた人しかショップにたどり着きません。
でも、先程の例のように多くの活用シーン毎にショップページを充実させると、、
「快気祝い 和菓子」 でもショップにたどり着きますし、
「父の日 和菓子 どら焼き」 でもショップにたどり着きます。
ですのでまずは、お客さんが、どんな「目的」で商品を購入しているのかそこを調べてみて下さい。実際のお客さんに聞くのでも、アンケートを取るのでも、ネットでリサーチしてみるのでもOKです。
もちろん自分たちで考えて、無理矢理繋げるのでもOKです。
この戦略を使えば、競合と完全にかぶらない市場を見つけることもできます。
「どら焼き」として売ると数百の競合がいたのが、
「快気祝い 和菓子」として売ると、競合がかなり減ります。
もちろんこの例では、検索する人の母数も少なくなってしまいますが、この小さな積み重ねを増やしていくと、色んな導線ができますよね。
地道にいろんな動線を増やしていけば気が付けば大きな差になります。
あと検索の広告に出す場合も、検索される数が多ければ多いほど、広告費が高くなってしまいます。
そのため、同じように広告に出すのでも、「穴場」を見つけることができれば広告費も抑えられるかもしれませんね。
実は、この戦略を上手に扱っているある自社通販サイトがあります。
残念ながらここで公開はできませんが…
そのサイトでは、お客さんが購入する目的別のページをHPに用意しており、いろんな検索結果からアクセスが起こるように設計しています。
(もし、ご興味がおありでしたら、北條までご連絡ください。最新情報をお話しさせていただきます。)
このように、ただ「商品」として販売するのではなくて、「目的」を叶えるものとして、
商品を提供してみると、意外なヒットを生み出せることがあります。まずは、アンケートを取ったり、インタビューしてみたりして、お客さんがどういったシーンで購入されるのかを把握してみてください。
お客さんの入り口を増やしてあげると、知名度が低くてもアクセスを増やすことができます。
ぜひ試してみてくださいね。
いつも最後までご覧いただきありがとうございます。
北條 竜太郎
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