こんにちは、北條です。
「ネットショップを運営していますが、なかなか売上が上がりません…」
もしかすると、そんな状態の会社さんも多いかもしれません。
実はこのお悩みは、ネット通販関連で最も多いご相談です。
そこで今日は、ネット通販がうまくいっていない場合に考えられる4つの原因についてお伝えします。
ご存知の通り、今、EC市場 (ネット通販市場)は拡大を続けています。
これまでネットを使ってなかった人たちが、ネットを使うようになり、産業経済の研究を行う機関によると、2021年→2022年での成長率は23.3%のようです。
これってすごいですよね。
ただ、逆に言うと、、市場が大きくなっているのに、
・売上が下がっている
・売上が横ばい
ということは、現代の流れにキャッチアップできていない可能性があります。
ですので、、、今日は、伸び悩んでいる会社があてはまる4つの原因についてお伝えします。
もし御社が今、「ネット通販に苦戦している..」状況なのであれば、ぜひご一読くださいね。
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ネット通販がうまくいかない原因
その1:商品展開が少ない
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まず原因として1番多いのが、商品展開の少なさです。
つまり、1種類の商品を売っているだけという状況です。これの何が問題なのでしょうか?
その具体例をお示ししますね。
例えば、あなたが「どら焼き」を売っているとします。
今だと、母の日の時期なので、母の日用にどら焼きを買ったとしますよね。
で、仮に「美味しい!」と思ってもらえたとします。
でも…よっぽど、どら焼きファンじゃない限り、どら焼きってそんな頻繁に食べないですよね。
例えば次に「父の日」でまたどら焼き頼もう!と考える「どらやきマニア」ってそんなにいませんよね。
(1人でもそんな人がいたらと思うのですが…汗)
つまり、私たちがしなければならないことは、「どら焼き」をきっかけに自社を知ってくれたお客さんに次の商品を提案することなのです。
どんなお店でも、名物商品があると思いますが、成功している会社は必ず
「次に買うべきものの提案」や「第2のヒット商品」があるものです。
つまり、
・商品数を増やす
・飽きさせない工夫
・リピートを増やす
この辺りの施策が重要ということですね。
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ネット通販がうまくいかない原因
その2:口コミを集めていない
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ここは以前のメルマガと少しかぶります。
ですが、とっても重要なことなので、ぜひご確認ください。
大前提として、、ネット通販で売るということは
・触れない
・食べれない
ということ。
つまり、お客さんが重要視するのが、「先に購入した人たちの評価」です。
きっとあなたもネットでモノを買う時、レビュー や評価を気にすると思います。
そこにはお客さんの心の中の「失敗したくない」という強い心理がからんでいます。
ですので、
「評価がたくさんある所」=もっと売れるようになる
「評価が少ない所/悪い所」=ずっと売れないまま
という構図ができあがっちゃうんですね。
特に、ネットでの購入は贈り物も多い。
だから心のどこかで「安心できる要素」が必要なんです。
これが1度買ったことがあるお店だったら別ですが…。
新規の方は特に疑り深いと思って下さい。
そのために、口コミや評価は、必ずお客さんに依頼しましょう。
ご相談を受ける中でよくあるケースが、
「そもそも口コミの投稿をお客さんに依頼していないケース」です。
まずは、しっかりとレビューを依頼してくださいね。
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でも、
どうやって依頼すればいいの?
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もしかしてそう思われたかもですね。
個人的なオススメをお伝えすると…
・記載見本を送ってあげる
・理由+メリットをつけてあげることです。
特に後者は大事ですね。
人は「なぜ?」がわからないと行動してくれないものです。
ですが、理由があると自然と行動してしまう習性があります。
ただ単に、「レビューをお願いします!」ではなくて、
例えば、
「この度はご購入ありがとうございました!新商品のため、只今お客様の声が不足してしまっています。もし、少しでも美味しいと感じていただけたなら口コミ投稿にご協力いただけないでしょうか」
みたいな感じで、理由を明確に付けてみてください。
理由のチョイスも、お客さんが思わず協力したくなるような博愛精神に訴えるような理由だと、強力です。
本当に「美味しい!」と思ってくれたなら、、、きっと協力してくれます。
さらにそこに、お客様側のメリットとして、次回使えるクーポンがあるとなお良いですね。
※ちなみに…「レビュー投稿で送料無料」「抽選でプレゼント」は楽天では規約違反なのでご注意ください。
レビューはコツコツ貯めることで、やがて大きな資産になります。ぜひ集めてみてくださいね。
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ネット通販がうまくいかない原因
その3:広告を使っていない
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これも少し前のお話とかぶってしまいますが、ネットでは広告の活用が必要です。
なぜ必要なのか?
それは、自社の存在をアピールするためです。
例えば、店舗で売っている場合。
この場合、実は知らず知らずのうちにお客さんにアピールしていることにお気づきでしたか?
・道を歩いてれば目に入る
・のぼりが立っている
・看板がある..
・入り口のポスター..
などなど、色んな所で知らず知らずに「目に留まる」ようになってますよね。
実はネットでは、これがないんです。
楽天に出品しました。
でも、お客さんの目に入らなければ当然売上は上がりません。
運良く買ってくれたお客さんも、リピートする戦略が無いとリピートしないので、、最初は、新規を効率的に集める必要があります。
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ネット通販がうまくいかない原因
その4:販売導線が確立されていない
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とはいえ、赤字になりそうで広告費を使うのが怖いという方もいらっしゃると思います。
そこで大事なのが、せっかく入ってきたお客さんをリピーターに育成する仕組みです。
何もしなければ、当然離脱していきます。
そんなせっかく繋がったお客さんをリピートしていくように仕組み化していく必要があります。
仕組み化ができれば、
・どれくらい広告をかければ
・どれくらい利益が出るか
が計算できるようになるので、安心して広告もかけられるんですね。
なので、もし広告が不安..ということであれば、
「お客さんは、どうすれば2個目の商品を買ってくれるか?」
しっかり考えて、繋がった新規の方を逃さない施策を考えてみて下さい。
・・・
以上4点お伝えしました。
すべていっぺんに変えるのは難しいと思うので、どれか1つだけでも少しずつ試してみて下さいね。
本日も最後まで見て頂き、ありがとうございました!
北條 竜太郎
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