2025.09.19

メルマガ配信の思わぬ効果

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。北條です。

気がつけば、このブログ(メルマガ)も147話に到達し、おかげさまで約2年間、継続して発信を続けてくることができました。

ふと思いつきで始めたメルマガ配信でしたが、思ってもみなかった効果がいくつもありました。

今回は、メルマガ配信を通じて感じたリアルな効果についてご紹介したいと思います。


1. お客さんとの“接点”が自然に生まれる

最も大きな効果はここです。

よくあるのが、以下のようなケースです。


▼ 展示会で名刺交換しただけだったのに…

展示会で名刺交換した当初は、まだ情報収集段階のお客様。
その時点では、すぐに契約や案件につながるような状況ではありませんでした。

しかし、メルマガを通じてつながり続けていたことで

  • 「そろそろ工場を建てたい」

  • 「補助金を活用したい」

などの“ニーズが生まれたタイミング”でお電話をいただくケースが非常に増えました。


▼ 覚えてもらう、が何より大切

メルマガの本質的な価値は、「情報発信」そのものよりも、

お客様に自社を“思い出してもらう”こと

にあります。

多くの営業マンは「今すぐ買ってくれそうな人」にしか注力しません。

ですが、名刺交換した全員がそのタイミングで買う状態にあるわけではありません。

だからこそ、定期的な接点を維持することが非常に重要なのです。


▼ 方法は何でもOK

  • メルマガ

  • カタログ郵送

  • LINE

など、手段は問いません。
大切なのは、「つながりを保ち続けること」です。

それだけで、3件、5件と新たなご縁が生まれれば、売上にも大きく影響します。


2. 人的営業の“フォロー”として機能する

人が動く営業(いわゆるフィールドセールス)の場合、どうしても大きな予算が見込めるお客様を優先してしまいます。

その結果、予算が小さいお客様は疎遠になってしまうことが多いのが実情です。


▼ 忘れられたら終わり

疎遠になると、いざ「買いたい」と思った時でも、思い出してもらえない可能性があります。

そうなると、ネット検索で別の会社を探したり、他の展示会で出会った企業に依頼してしまうかもしれません。


▼ メルマガで“全員”とつながる

メルマガであれば、名刺交換したすべてのお客様に一括で情報を届けることができます

規模に関係なく、「接点を継続的に持つことができる」という点で、非常に効率が良いツールだと感じています。


3. 自分自身の成長につながる

メルマガ配信を始めてから、明らかに自分の知識量が増えたと感じます。


▼ インプットの習慣ができる

「伝える内容を考えなければ」となると、自然と以下のような情報にもアンテナを張るようになります。

  • 日本食糧新聞

  • 専門メディア

  • 業界動向

  • 海外の展示会情報 など

まるで会社の「朝礼」などで当番制で情報発信するような感覚です。

発信する習慣が、自然と“学び”を深める機会になるのです。


法人営業こそ、メルマガをやるべき

法人営業でメルマガを活用している企業は、まだまだ少数派です。

ですが、中長期的なつながりを重視する法人営業において、メルマガはとても強力な武器になります。


では、どんな内容を送るべき?

結論から言えば、

“お客様が興味を持つ内容”であれば、何でもOKです。


▼ 商品紹介だけだとすぐにネタ切れに…

商品紹介メールだけでは、「今は情報収集中」という段階のお客様にとっては、読む気が起きません。

特にメーカーさんの場合、すぐにネタ切れしてしまう傾向にあります。


▼ 「この人と付き合いたい」と思ってもらう

私が大事にしているのは、

  • 親近感を持っていただくこと

  • 「この人と付き合う価値がある」と思ってもらうこと

です。

お金のやり取りだけの関係ではなく、“人と人としてつながる”関係性を意識して書いています。


▼ 忙しい方でもできる“続けやすい方法”もある

弊社もお世話になっているコンサルティング会社の担当者さんは、ネットで見つけた有益な記事の引用・共有をメルマガで配信しています。

これだけでも非常に価値があります。


続けることが最も大事なので、無理せず始められる形でスタートするのがおすすめです。


おわりに

メルマガは、

  • 営業効率を上げ

  • 顧客とのつながりを深め

  • 自分自身の学びも促す

という、一石三鳥のツールです。

「やってみたいけど続けられるか不安…」という方も、ぜひ気軽にご相談ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。

引き続き、よろしくお願いいたします。

お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。