こんにちは。
アカネサス代表の北條です。
前回までの記事では、
見えている差
そして、その差が広がる構造
についてお伝えしました。
今回は、それが 食品業界でどのように現実化しているのか を具体的に見ていきます。
冷凍、OEM、ふるさと納税、制度活用、販路開拓──。
いま食品業界で起きているのは、
「何をつくっているか」ではなく
「何と組み合わせて動かしているか」
によって、結果が大きく変わる時代です。
例えば、同じスムージーを作っている企業でも次のような差が生まれます。
A社
コンビニ案件と自治体案件に採用
補助金を活用して量産ラインを構築
OEMと冷凍流通を組み合わせて拡大
B社
数千個の販売で止まる
売り先が広がらない
冷凍庫に在庫が積み上がる
また、高齢者向け冷凍惣菜でも同じです。
A社
施設
宅配
保険制度
この3つを連動させ、単価を 3倍 に引き上げる。
B社
スーパー卸のみ
利益が出ない
在庫が増え続ける
この違いは何でしょうか。
味でも品質でもありません。
違いは
“設計があるかどうか”
です。
実際に伸びている企業には、いくつかの共通点があります。
どの支援制度が、どの事業に向いているのか。
制度を「出てから探す」のではなく、先に読んでいる。
補助金を取ってから設備を考えるのではなく、
設備導線と補助金をセットで組んでいる。
コンビニ、BtoB、自治体など、
売り先を想定した商品設計
が最初から行われています。
SNSや営業資料は、
比較される説明
ではなく
選ばれる理由を作る設計
になっています。
制度を読み、事業設計ができる人材を採用しています。
つまり、
構造を理解できる人材
を会社に入れているのです。
これらの要素は、
見えていなければ選択肢にすら入らない
ものばかりです。
設計されている企業は最初から
勝てる場所で
勝てる商品を
勝てる方法で出している
のです。
こうした差は、たまたま生まれたものではありません。
背景には、
今の社会そのものが「差が広がる構造」になっている
という現実があります。
ほんの小さな違いが、
極端な成果の差
になって現れます。
選べる企業だけが、
有利な仕組みを先に組める
社会です。
これからは、
誰に雇われるか
ではなく
どう設計できるか
で収益が決まります。
AIや自動化によって、
1人で10人分の成果
を出せる企業が生まれています。
制度は、
守ってくれるものではなく
読み、使う人のもの
になっています。
この5つの流れがある以上、
見えている企業が圧倒的に伸びる
のは当然の結果です。
製造を頑張る。
営業を回る。
新商品を出す。
これらはすべて正しい行動です。
しかし、
設計されていない努力
は、
沈むためのアクセル
になることもあります。
勝ち残る食品メーカーは、
制度と連動している
販路と同期している
言葉が設計されている
人材も連動している
そして何より、
すべてを構造として理解している
からこそ、適切に選び、設計できているのです。
いま何が評価され、
どうすれば支援が通るのか
誰に届ければ売れるのか
その
“勝ち筋の地図”
が見えていない会社は、
どれだけ努力しても
逆方向に走ってしまいます。
差は、実力ではありません。
見えるか/見えないか
設計しているか/していないか
この二択です。
── 北條竜太郎
お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。