こんにちは、北條です。
前回のブログでは、
「経営者の願望は実現する」というテーマでお話ししました。
その中で、私が「沖縄にオフィスを作りたい」と考えていることにも少し触れました。
今回は、その続きとして、
なぜ、沖縄県に事業拠点を置きたいのか?
について、具体的な理由をお話ししたいと思います。
交通の便や採用のしやすさ、市場規模といった観点から見ると、
オフィスを増やすなら東京や大阪といった大都市が常識的な選択肢です。
にも関わらず、私が沖縄に強く惹かれるのは、
「非常に大きなリターンを得られる可能性」に気づいたからです。
今回は、まだ構想段階でファクトチェックが十分でない部分もありますが、
あくまで一つの考え方として、お読みいただければ幸いです。
実は、沖縄に拠点を置きたいと考える理由は3つあります。
そのうち、
一つは会社の機密に関わること
もう一つは私個人のプライベートな理由
であるため、今回は残る一つの理由に絞ってお伝えします。
それは、
「沖縄は国内で最もポテンシャルが高く、国際性に富んだ地域である」
という確信です。
実際に沖縄を訪れると、魅力的な飲食店や商品によく出会います。
調べてみると、その経営者の多くが東京や大阪から進出してきた方々です。
なぜ飲食業界に人気かというと、
観光地であるため、高単価で商品が売れる
最低賃金が全国でもトップレベルに低い
というコストパフォーマンスの良さがあるからです。
私が沖縄に注目している最大の理由は、
こうした飲食系のメリットよりもむしろ、
「国際性の高さ」
です。
東京や大阪よりも海外との距離が近く
地理的にもアジア圏に最も近い
という特性があり、今後の国際展開を見据えるうえで非常に有利だと考えています。
日本の国内市場には明らかに限界が見えています。
その中で、「海外との接点を持つ地域」の重要性がどんどん高まっており、
沖縄はその最前線にあると感じます。
たとえば、沖縄県が毎年11月に開催している「大交易会」という食品商談会では、
来場バイヤーの約半数が外国人です。
特に中国や台湾からの参加者が多く、商談も非常に活発です。
実際に沖縄を歩いていると、韓国やヨーロッパ、台湾などからの観光客を多く見かけます。
また、那覇には中華系の貿易会社が多く、
日系の会社でも中国籍の従業員が多く活躍しています。
このように、
「中華圏との距離が非常に近く、心理的なハードルも低い」
という特徴が、沖縄ならではの強みだと感じます。
これは余談ですが、「現代ビジネス」に掲載された記事によると、
中国が沖縄との関係を強化しようとしているという情報もあります。
たとえば、中国への輸出に関して、
沖縄からだと通関が通常の3日ではなく1日で終わるという話もあるそうです。
さらに、政治家の家族が中国に嫁いでいるという話や、
**龍柱(中華風のモニュメント)**が各地に存在していることなど、
沖縄と中国の関係の深さがうかがえます。
沖縄には「沖縄地域外交方針」という独自の戦略が存在し、
歴史的にも周辺国と友好的な関係を築いてきました。
また、最近では沖縄の海兵隊がグアムへ移転し、
アメリカ軍の存在感が縮小していくという動きもあります。
これは、経済界にとっては歓迎されている側面もあり、
アメリカの影響力が弱まることで、中国やアジアとの関係がさらに強化されるかもしれません。
こうした動きを受け、日本政府が「沖縄の中国化」を防ぐために、
本土からの企業誘致や税制優遇などの政策を進める可能性もあります。
もしそうなれば、
国内外の富裕層が集まり、
海外との交流を日常的に持てる
非常にユニークな経済圏が生まれる可能性があります。
以上のような背景を踏まえると、
中国やアジア市場をターゲットとしたビジネスを行うなら、沖縄は非常に有利です。
本土にいながらにして海外と繋がる──
そんな特殊なポジションにある地域は、日本で他にないと思っています。
まだ具体的に「これをやる」というビジネスアイデアはありませんが、
私は今、沖縄をかなり有望な候補地として見ています。
もし同じような関心をお持ちの方がいれば、
ぜひ沖縄でのビジネス展開も視野に入れてみてください。
また新しい情報が入り次第、お知らせいたします。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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