こんにちは。
アカネサス代表の北條竜太郎です。
今回は
「49歳の自分をどうアップデートするか?」をテーマに
3回シリーズでお届けしてきました。
第1回:アップデートの必要性
第2回:変われなかった人の構造
そして最終回となる今回は、
「では、自分をどうアップデートするのか?」
その設計図を言語化してみます。
人が変わり続けるために必要なのは、
気合いや根性ではありません。
必要なのは、環境・仕組み・関係性といった“構造”の見直しです。
この3回を通じて、私が一貫して感じたのはこの一点です。
では、どんな構造があれば人は変わり続けられるのか。
現時点での私の結論は、次の2つです。
「こうあるべき」という思考をいったん手放すこと。
仕事・家庭・業界・年齢・役職──
“当然”と思っている枠組みを意識的に疑ってみる。
ときに他業界・他世代・他文化の視点を借りて、
自分を相対化する。
これが、思考を“ずらす”ための第一歩です。
アップデートには“書き換え”だけでなく“削除”も必要です。
やめる、手放す、距離を置く──。
過去の成功体験、人間関係、こだわり。
それらを全部抱えたままでは、新しい構造は組めません。
だからこそ、「何を手放せるか」こそがアップデートの核心です。
2つのうち、最も実行しやすいのは②「やめる・捨てる・距離を置く」です。
たとえば、
1つの習慣をやめてみる
付き合いを1つ減らしてみる
仕事を1件、見直してみる
たったそれだけでも、構造は少しずつ変わり始めます。
一方で①「フレームを固定しない」は、
自分の思考や感情の仕組みを再定義する必要があり、
難易度は高い。
だからこそ、「やめる」ことで思考の余白を生み、
①のフェーズへ進む準備をする。
それが私の考える順序です。
実は今月末に、私はひとつの**“やめる決断”**をする予定です。
収入はおそらく半減します。
それでも、
中長期的には自分にとってプラスになると判断しています。
なぜ今なのか。
それは年齢の節目ではなく、
明らかに時代の構造転換点に入っているからです。
食品業界を例に取れば、
「大量一括生産+都市集中」から
「小ロット多品種+地域分散」へと潮目が変わっています。
地方移転も単なるコスト削減ではなく、
物流・人材・再エネを含めた地域全体設計のフェーズに入りました。
AIもまた、もはや業務効率化のツールではありません。
「判断そのもの」を置き換える時代になり、
私たちの意思決定構造に直接介入し始めています。
エネルギー設計でも、ZEBや分散型エネルギー網など、
単体設備ではなく**“地域エコシステム単位”での設計**が求められるようになりました。
個人でも企業でも、
古い構造にとどまるか、切り替えて次をつくるか。
この選択が、今後10年の分岐点になると感じます。
後で変えようとしても、コストは膨大になる。
だからこそ今が「書き換えがまだ間に合う時期」です。
私自身は、ひとつの仕事をやめ、
次の構造へと動き始めます。
あなたにとって、
**「そろそろ手放してもいいもの」**は何でしょうか?
何かを“足す”より、
まず“引く”ことで、構造は動き始めます。
北條竜太郎
アカネサス株式会社 代表
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