こんにちは。
アカネサス代表の北條です。
今回は、
「正解はどこにあるのか」
というテーマについて考えてみたいと思います。
本やセミナー、コンサルティング。
世の中には多くの「成功法則」が溢れています。
しかし実際の現場に立つと、
すぐに気づくことがあります。
正解は、どこにも売っていない。
だから結局、
自分で“通せる答え”を作るしかない。
という話です。
前回は、高校時代の教師の一言を紹介しました。
「勉強法は、人に教わるもんじゃない。
自分で編み出すもんだ。」
当時は精神論のように聞こえました。
しかし今振り返ると、この言葉は
構造は自分で持つ
答えは外にない
という姿勢の出発点だったのだと思います。
どれだけ知識や事例を集めても、
自分の現場で通せなければ意味がない。
その感覚の原点は、
あの高校の教室にありました。
多くの人は「正解」を探します。
本に書いてある方法
セミナーで語られたノウハウ
SNSに流れてくるテンプレート
それらを集めて、
うまくやる方法
を見つけようとします。
しかし現場に立つと、
すぐに気づきます。
その正解は、自分のために作られていない。
私の仕事は、
食品メーカーに特化したコンサルティングです。
扱う領域は、
補助金
設備投資
工場の建て替え
事業承継
人手不足
地方制度
ブランディング
など、非常に複雑です。
この現場では、
本に載っている正解など存在しません。
理由は単純です。
条件がすべて違うからです。
例えば、
立地が違う
人材が違う
設備の老朽度が違う
組織文化が違う
意思決定のスピードが違う
それなのに、
成功事例をそのままなぞって
うまくいくはずがありません。
現場で必要なのは、
正解
ではなく、
その場で通せる判断
です。
そして判断には、
必ず責任が伴います。
その責任を他人に預けた瞬間、
判断も結果も、自分のものではなくなる。
世の中には多くの「答え」があります。
講師は言います。
「こうすれば通りますよ」
コンサルは言います。
「理論上こうです」
本にはこう書いてあります。
「このテンプレートで成果が出ました」
しかし──
彼らは、自分の現場でそれを通していません。
つまり、
現場の判断を他人が代わりに教えてくれることはない。
なぜなら、
彼らには責任がないからです。
だから私は、
他人の正解を信じません。
その人が
どこまでやったか
だけを見ます。
構想ではなく実行。
言葉ではなく現場の変化。
私は、
語りの巧さではなく
通した経験の濃さ
しか信じていません。
次回は、
「正解がなかったから、自分でやるしかなかった話」
を書きます。
倒産、再建、自己破産、
そしてアカネサスの立ち上げへ。
正解が売っていないなら、作るしかない。
その現場の実際をお届けします。
第3回
「売ってないなら、作るしかない──誰にも教われない構造を、どう立ち上げたか」
── 北條竜太郎
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