2023.09.26

【食品メーカー】日本の食品業界に未来はあるのか?

こんにちは、北條です。

今日はタイトルの件の日本の食品業界の未来について持論をお伝えさせていただきます。
昨今、日本大丈夫かな?と思うようなニュースがたくさん入ってきますよね。

・下がり続ける出生率
・人口の減少
・都心への人口集中

地方創生というプロジェクトを各都市が立ち上げ、色々と目標をたてていますが、実際の所、難しいと思います。

もはやここまで来ると個人や自治体、もっというと、国が本気をだしたとしても、どうにかなる問題ではないでしょう。

「人口が減っていく」という大きな問題は、私達にはどうすることもできない問題です。

そして悲しいことに、、この影響をダイレクトに受ける業界が、我々、食品業界です。

人口が減り、高齢者が増えることで、1人あたりの食べられる量も減っていきます。
つまりどう考えても売れる数が減っていくということです。

では、数が売れない場合売上を上げるにはどうすればよいか?

・・・

単価を上げる必要が出てきますね。
単価を上げる方法については以前紹介しましたが、上げられる単価に限界がある所が食品メーカーの難しい所でもあります。

例えば、飲食店であれば、超高いお店というものが存在します。
一晩で数万円とか、十万を超える高級レストランとかもありますよね。
他の例で言うと、車であれば数千万の高級車というものが存在します。
このような業界における商品は、たとえ原価があまり変わらなくても

付加価値によって、単価を何倍にもできます。
ただ食品には、どうしても限界があります。

どらやきであれば、相場は通常1個100円〜数百円くらいで、高級なものでも4-500円。
どう考えても、1個10,000円のどら焼きは作りようがありません。

つまり、食品は、単価のアッパーに限界があるのです。
単価を上げることはある程度までは粗利益を増やせますが、やがて頭打ちになります。

つまり、、、結局は、数を売っていくしかないのです。
まさにこれが食品業界にとっての問題です。
人は減る、高齢者は増える。かといって、利益を高く使用とすると、頭打ちが来る。
では、そんな状況の中、どうしていったらいいのか?その答えが、「商圏を広げること」です。
これまでのメールでも、「商圏を広げる」策としてネット通販のノウハウをお伝えしてきました。
ここからは少しステップアップして、もう1つ、ぜひ始めて欲しい「商圏を広げる」施策をご紹介していきます。

北條 竜太郎

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