こんにちは、北條です。
突然ですが、質問です。
アメリカ人が目の前にいます。
こんな時あなたならあなたの商品をどうやって売りますか?
こう聞かれるときっと多くの人が
「いや、難しいよ。」
「外国人と交渉なんかできない。」
「英語も話せないし。」
と思うかもしれません。
なぜ冒頭でいきなりこの問いかけをしたのか?
それは
「外国と取引するのはカンタンだ」
ということを今回のメールで伝えたいからです。
前回のメールで
「人口が減っていく日本において食品メーカーが生き残る方法」
の1つとして
「貿易」という選択肢をご紹介しました。
ただ多くの人が、貿易とか海外営業とか海外との取引に対して
・流暢な英語
・高い交渉スキル
・秀でた商談力
このようなものが必要だと思うでしょうし
何よりもとても難しいものだと思っています。
特に小さい会社だと相手にされないと思っている人も多いと思います。
ですが実際はそんなことはありません。
冒頭の問いに戻りますが実は外国人に食品を売るのは他の業界に比べてとっても簡単です。
例えば
「アメリカ人にどら焼きを売る」
「台湾人に雷おこしを売る」
「インドネシア人に昆布だしを売る」
これらって一見難しそうに見えますが実はそんなことないのです
なぜか?
それは食品の良いところで
「食べてみればわかる」
「見ればどんなものかわかる」
からです。
例えばあなたが海外のお菓子を仕入れ、国内に流通させる仕事をしていたとします。
海外の会社から企画書をもらってきてサンプルを食べてみて
「あ、これは日本人の口に合いそう…」
と思ったらこれください。
と伝えますよね。
食品の取引とはそんなものなのです。
実際、僕が海外の展示会に参加してとても驚くことなのですが
日本から出展している人たちを見ると
まあ英語喋れない…(僕もあまり得意じゃないですが…)
ちょっと言い方悪いですが
「この人たちでもいけるなら、うちでもいける。」
って思ってもらえるレベルです。
いや、冗談じゃなく本当に(笑)
それでもやっていけるのにはもちろん理由があって
それが食品は見た目や味、匂いによって大体どんなものかが伝わるからなのです。
ここで僕がクライアントさんに普段伝えている
『海外進出、実は怖くないリスト』
を紹介します。
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海外進出、
実は怖くないリスト
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海外の担当者が日本語を喋れる
英語の企画書/スペックシートがあれば、どんなものか伝わる
直接取引が嫌なら、商社に任せれば勝手に輸出してくれる
こんな感じです。
1番利益が取れるのが、直接取引をすることです。
直接貿易は難しいと思われますが、相手方は日本語が話せる人が多く
なおかつ企画書があれば相手にどんな商品かはすぐ伝わります。
さらに最悪、直接取引されたくないなら、
商社を使うこともできます。
商社に任せれば手数料が取られるので利益は減りますが勝手に輸出してくれます。
最悪3)なら簡単そうに思えませんか?
今日のメールでちょっと海外貿易やってみようかな。
と思ってもらえたならとっても嬉しいです。
どんな方法であれ海外に少しずつ足を伸ばしていくメーカーが
今後生き残っていくメーカーなんだと思います。
ぜひ、御社も挑戦してみてください。
意外とハードルが低いと痛感するはずです。
それでは、またメールします。
北條 竜太郎
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