今回は、
「なぜ、今すぐネット通販をやるべきなのか?」
その社会背景について少しお伝えしようと思います。
会社の業績をアップさせるためには2つの道があると言われています。
それが、
①売上、販売規模をスケールアップさせる方法
②規模を変えずに、利益を増やす方法
です。
前者は主に、販売チャネルを増やすこと。つまり、売り場を増やす、または、商圏を広げることです。
後者は主に、粗利を改善していく施策になります。
ネット通販にある程度慣れてきて、もっと利益を増やしたい!という方は後者かもですね。
そして今回のコラムは前者である「売り場を増やして売上を上げていきたい」方へ向けた内容です。
粗利を改善していく施策も今後お伝えするのでご安心ください!
結論からいうと、今の時代、売上をあげるならばネット通販 (EC) がベストです。
まずはその理由についてお伝えしていきますね。
食品メーカーの流通は、大きく分けて以下の7つに集約されます。
・食品スーパー
・コンビニ
・業務用 (外食)
・直営店
・デパート
・輸出
・ネット通販 (EC)
そして、食品業界の市場規模:100兆円のうち、スーパーが50兆円を占めています。
つまり、売上をあげようと思ったらスーパーを攻略するのが一番早いと思われがちです。
ですが、これは大きな間違い。
なぜなら、
『スーパー』は完全に飽和状態だからです。
人口集中によって、地方のスーパーも数が増えず、日本のほとんどの場所にスーパーは溢れかえっています。
これから増加傾向にはならないわけです。
さらに
今後人口が減少していくことを考えると、将来性があまり無いんですね。
『外食』、『直営店』、『デパート』も同じです。
このあたりは、戦前からずっと規模が変わりません。
『コンビニ』は比較的近年増えてきた市場ですが、微増しているものの、既に飽和状態なのは容易に想像がつくと思います。
つまり、、、
今後売上を増やしていくと考えるとベストなのは、『ネット通販』ということになります。
(輸出は今、国が力を入れている分野で今後超成長していく領域ですが、本筋と逸れるので割愛します。)
もしかすると、もうライバルの参入が激しくて手遅れでは?と思われるかもしれません。
ですが、ご安心いただきたいです。まだまだネット市場は成長を続けていますし、
今なら入る余地があります。
ネット市場は、今後、【高齢化・アフターコロナ・人口集中】によって、さらに大きくなっていきます。
今後どんどん高齢化が進み、外に買い物へ行く機会が減っていきます。
特にコロナを期に、「ネット」での買い物に不安を覚えていた高齢層が、一気にネットに参入しました。
10年前までは、ネットでの買い物=怖い だった時代もありましたよね。
今ではみんなネットで買う時代です。
そして、人間の行動特性として、
「一度便利なものに浸ったら、後戻りできない」
ものですよね。
iPhoneを一度手にしたらガラケーには戻れないわけです。
つまり、一度ネットの良さを知った後ではもうわざわざ店舗へ買いに
戻りたくない人が大半なのです。
そしてさらに、この現象を加速させてるのが地方の人口減少。
田舎にスーパーが減り、「買い物難民」が社会問題になっていますが、今後どんどん対面が減って、ネットの市場が大きくなっていくと予想されます。
つまり、まだ波に乗ることは十分に可能だということです。
ウチの会社「茜丸」でも実感したネットの残酷な真実をお伝えします。
それは、どこまで行っても参入は早ければ早いほうが強いということです。
今、うちの茜丸でも、楽天市場で「どら焼き」を販売していますが、
うちよりも早く参入していた会社はやはり強いです。
レビューの数で恐ろしい差がついてしまうからついついそっちが選ばれてしまうんですね。
やはりコツコツ、長く続けてるところは強いわけです。
あ、ただ、レビューの多さはもちろん有利に働きますが、レビューが多くなくてもネットで勝つ方法はあります。
次回から、その辺りも含めてネット通販の具体的なノウハウをお伝えしていきますが…
ここでお伝えしたいのは、今後いつか始めるのであれば、少しでも早く、動いた方が良いということです。
今ならキャッチアップできたものが、1年、2年後になると、手遅れになってしまうかもしれません…。
このメールを機にネットに挑戦を始める人が増えることを祈っています。
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。
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