こんにちは、北條です。
今回のテーマは、「経営者の成功法則」について。
前回の記事では、以下のようなケースについて触れました。
一流大学や一流企業を経て家業に戻り、社長に就任する――
これはいかにも華々しい経歴に見えますが、残念ながら、経営がうまくいかない例も多く見られます。
なぜそうなるのか?
実は、学歴社会や会社員時代の成功体験を持つ人ほど、社長という立場に向いていないことがあるのです。
その理由は以下のような傾向にあります。
学歴社会の延長で、経営にも“正解”を求めてしまう
完璧な準備が整うまで行動できない
与えられた枠の中での問題解決には強いが、不確実な領域には踏み出しにくい
では、どのような人が会社を成長させることができるのか?
それは、「頭が良い人」ではなく、“深く考えられる人”であると私は考えています。
多くの二代目・三代目経営者は、先代が築いた安定した地盤の上で既存事業を回していきます。
このような「守りの経営」は、高学歴な人や論理的な人が得意とするところです。
しかし、現代の社会は大きく変化しています。
ネットの活用
新たな商圏への挑戦
時代のニーズに応じた事業構築
ビジネスモデルは日々複雑化し、日本の市場は飽和と衰退を続けています。
ただ現状を維持するだけでは、生き残ることは難しい時代です。
つまり今、企業を成長させたいならば、
変わり続ける環境の中で、“深く考え、行動できる力”が必要不可欠なのです。
私自身、もともと学者になりたくて大学院に通い、26歳まで在籍していました。
しかしその道を断念し、外資系コンサルティング会社に就職するも、10ヶ月で退職。
その後、家業である茜丸に戻りました。
民事再生計画を立案し、乗り越えた後も、リーマンショックの影響で業績が悪化。
営業経験もない中、私は“業務用あんこの通販”という新しい道を模索しました。
器用なタイプではなかったからこそ、営業という王道の手段に頼らず、ゼロベースで考える必要があったのです。
結果として、この深く考える習慣が、新しい販路の開拓という形で成果を生みました。
「器用にこなすタイプ」ではなく、「じっくり思考するタイプ」である自分だからこそできたことだと感じています。
今回お伝えしたいのは、「自分の適性を知ること」の大切さです。
自分の限界を理解し、強みが発揮できる場所で戦う
苦手なことは無理に克服せず、得意なことを伸ばす
苦手があることに劣等感を抱く必要はありません。
自分の特性を知り、それを活かせるフィールドで挑戦することこそが、成功の第一歩だと私は思います。
今回の内容が、皆さんの経営やキャリアを考えるヒントになれば幸いです。
また、次回の更新もお楽しみに。
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