こんにちは、北條です。
今回は、「願望を実現するために不可欠なこと」についてお伝えしたいと思います。
まず、これは確信を持って言えるのですが、
経営者が強い願望を持たなければ、会社を大きくすることはできません。
そして同時に、
強い願望を持てば、それは高い確率で現実化する
とも考えています。
実際、私自身が「これは真剣に取り組みたい」と思ってきたことの多くは、8割以上の確率で現実化しています。
最近、それを改めて実感する出来事がありました。
実は今、沖縄県に事業拠点を置きたいと考えており、その実現に向けて動いています。
(詳細はまだお話できませんが、今後どこかでお伝えします)
「なぜ沖縄?」と思われる方もいるかもしれません。
弊社の本社は大阪にあり、普通なら東京などを選ぶ方が合理的です。
交通の便や人材採用、市場の規模を考えれば、なおさらそうでしょう。
それでも、沖縄に拠点を置くことには、私なりの理由があります。
実はそのアイデアを持ち始めてから、すでに3年ほど経過していました。
ですが、なかなかコンサルタントの採用がうまくいかず、ずっと実現できない状態が続いていたのです。
そんなある日、沖縄在住のコンサルタントの方から、弊社の求人に応募がありました。
この出来事に、
願い続けていれば、やがて現実になっていく
ということを強く感じました。
決して、ふわっとした自己啓発的な話ではありません。
極めて現実的な話です。
実際、こういった出来事はここ数年で何度も起きています。
なぜ、このようなことが起こるのか?
私なりの考えとしては、
「四六時中そのことを考えていれば、関連する情報やチャンスに自然と敏感になる」
からだと思っています。
思考し続けているからこそ、必要な情報が目に入り、
無意識的に関連する行動が増えていくのです。
ですが、これはただ願うだけでは起きません。
ある**“3つの条件”**が揃ったときに、現実化の確率がグッと高まるのです。
まず1つ目は、
「大きな目標であること」
四六時中考えたいと思えるような、心から惹かれる願望でなければ、途中で気持ちが移ろってしまいます。
やりたいことがあちこちに分散してしまえば、叶うものも叶いません。
常に意識を向け続けられる、強く惹かれる願望であることが重要です。
2つ目は、
「限られた目標であること」
四六時中考えられることなんて、せいぜい数個です。
あれもこれもと手を広げてしまうと、リソースも意識も分散してしまいます。
本当に実現したいことに、集中して取り組む必要があります。
少なくとも、毎日脳裏によぎるレベルの願望に絞るのが効果的です。
そして3つ目は、
「願望を持っている経営者自らが、事業を作ること」
新規事業の立ち上げ段階で、社員に丸投げしてしまうと成功確率は一気に下がります。
まだ形になっていない段階では、経営者自身が動くことが不可欠です。
もちろん、ある程度形が見えたフェーズになれば人に任せていくべきですが、それまでは“創る仕事”を自分が担う必要があります。
「仕事を回すこと」と「ゼロから創ること」は、まったく別物です。
中小企業では特に、ゼロから創れる社員はそう多くありません。
もしそんな人材がいれば、絶対に手放さず、役員クラスで引き上げるべきです。
この3つの条件が揃ったとき、あなたの願望は現実に変わっていきます。
自分が心から惹かれる、大きな願望
意識と行動を集中できる、限られた目標
経営者自らが立ち上げるという実行力
この3つが合わされば、経営者としての願望は戦略的に現実化していきます。
ぜひ、あなたも「実現したい」と願っていることを、現実に変えるためのヒントにしてみてください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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