2026.07.20

未来不安を経営資産に変える 【6】 2026年を迎える経営者へ【全6回】

こんにちは。
アカネサス代表の北條です。

これまで5回にわたり、

  • 不安の正体

  • 脳のクセ

  • 失敗を資産に変える力

  • 不安に飲まれない習慣

  • 複数シナリオの経営術

についてお伝えしてきました。

そして最終回のテーマは──

「2026年を迎える経営者へ」

これまでの内容を総括しながら、
来年をどう生きるかの指針としてまとめます。


未来の不安は「事実」ではなく「物語」

まず、最も重要な前提です。

未来の不安は、未来から来ているのではない。

それは、

  • 過去の経験

  • 脳のクセ

によって作られた

“物語”にすぎません。


だから経営者に必要なのは、

不安を消すことではなく、
どの物語を選ぶかを決めること。

です。


私の体験──19年をどう意味づけるか

私は2007年に民事再生を経験し、
自己破産を決断したのは2019年でした。

つまり、

12年間、決断を先送りしたことになります。

さらに破産後、

7年間の信用制約

が続きました。

結果として私は、

約19年、「資金と信用の自由」を失った

ことになります。


当時は、後悔しかありませんでした。

しかし今は違います。

あの19年は「決断を先送りしない」という学びだった

と意味づけています。


過去は変えられない。
しかし、

過去の意味は変えられる。

そしてその瞬間から、

未来は書き換えられます。


経営者に問われていること

経営者は、

  • 過去を背負いながら

  • 未来を描く存在です

そのときに問われるのは、

「不安の物語を信じるか」
「希望の物語を選ぶか」


未来は固定されたものではありません。

選び直せるものです。

そしてその選択ができるのは、

経営者だけです。


実践ワーク(年末総括)

年末に、ぜひこれだけはやってみてください。


① 今年の学びを一行にする

「今年、自分は何を学んだか?」


② 深呼吸3回で「今ここ」に戻る

思考ではなく、状態を整える


③ 2026年の成功シナリオを書く

数字や状態を一つ、具体的に


この3つだけで、

不安の延長ではなく、
“自分で選んだ未来”で新年を迎えられます。


シリーズ総括

この6回でお伝えしてきたことは、
すべて一つに集約されます。


  • 未来の不安は過去の影である

  • 脳は不安を増幅させる

  • 失敗は資産に変えられる

  • 不安に飲まれない習慣を持つ

  • 未来は複数シナリオで描く

  • そして未来は「選び直せる物語」である


不安を「事実」として扱うか、
「物語」として扱うか。

この違いが、経営の質を分けます。


編集後記

私は19年を失いました。

しかし今は、その時間を

「未来を選び直す力」

に変えています。


2026年、あなたはどんな物語を選びますか?

不安に引っ張られる未来ではなく、

心が少し前に出る未来を選んでほしい。


経営とは、

未来を選び続ける行為そのものです。


── 北條竜太郎

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